見学・研修
マーガレットクリニックは、医学部の【学外教育協力施設】として
実習学生の受け入れを行っております。
大学病院での実習では経験できない、在宅医療の実際の現場をみていただき
当院での実習の経験を通して、いつか地域医療に携わろうと思っていただけるように
在宅医療・地域のかかりつけ医の普及活動の一環として
協力させていただいております。

【受け入れ大学】
愛知医科大学 ・ 名古屋市立大学医学部 ・ 名古屋大学医学部 ・ 藤田保健衛生大学医学部
実習の感想
【 A.Iさん  2019年6月 】
マーガレットクリニックの皆様、お忙しい中にもかかわらずご丁寧なご指導をいただきありがとうございました。また、訪問先では大変多くの方々が医学生の私を温かく受け入れてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。 どの家庭でも、患者さんやその家族の皆様が、マーガレットクリニックの先生や看護師の方のお顔を見るだけで安心し励みにしていることがよく伝わってきました。中には、「松尾先生は元気にしてますか。」とその場に居ない先生のことを気にかける方もおり、クリニックと患者さんの深い絆を感じることができました。 また、バイタルサインの測定をさせてもらえたことは大変勉強になりました。患者さんへの声掛けを自然とできるようになり、端から見ている時よりも、クリニックの一員として患者さんと関わることができたと思います。大学病院で決して見ることのできない「真の最先端医療」を見ることができました。病気を治すことがメインとなりすぎている今の医療に対し、治らない病気とうまく付き合っていくために患者さんの負担を減らそうという未来の医療を見ることができました。そこには、松尾先生の「医療が生活の邪魔をしてはいけない」というお言葉が充分に反映されていて、素敵だと思いました。  マーガレットクリニックで実習させていただいたことによって、在宅医療の必要性に気付くと同時に、興味を持つこともできました。また、将来「何科に進みたいか」ではなく「どんな医療をやっていきたいか」を考えるようになりました。自分の中では、この変化が一番大きかったと思います。 大変貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。この一週間の貴重な体験を糧として、これからも日々精進して参りたいと思います。
【 A.Hさん  2019年5月 】
在宅医療にかかわることは私にとって初めてのことで、大学病院での実習とは異なることがいくつもあり、大変勉強になりました。  まず、医師と患者の会話が病状についてのみではなく、普段の出来事や時に雑談も含まれていたことに驚きました。単なる医療の提供に留まらずに患者さんに寄り添い、信頼関係を築いていることがよくわかりました。  そして、何より驚いたことは、患者さんやご家族が明るく活き活きしていたことです。同じ病状でも入院されている方より在宅の方は、はるかに明るい印象を受けました。 なぜ在宅医療が大切なのかを実感させていただきました。  最後に、松尾先生はじめクリニックの皆様、患者・ご家族の皆様、ありがとうございました。
【 M.Aさん  2018年12月 】
 今回は大学のプライマリケア実習として、3日間マーガレットクリニックさんで実習をさせていただきました。在宅医療専門ということで、3日間を通して訪問診療に同行させていただきましたが、大学の実習とは全く異なった経験をさせていただくことができました。  今回訪問診療に同行させていただくことで気付いたこととして、「患者さんの社会的背景の多様さ」があります。 同じ疾患を抱えていたとしても、居住環境やサポートしてくれる人の有無などは患者さんごとに異なり、また患者さんの意識も異なるため、これらを理解した上での診療、ケアが重要であると強く感じました。  また、スタッフの方々が患者さんの話、訴えを、時間をかけて丁寧に聞く姿が印象的でした。話を終えた後、「このクリニックを選んで良かった」とおっしゃる患者さんを見て、傾聴することが患者さんにとってどれだけ重要かを実感することができました。  今回の実習を通して、医学的知識だけではない、医師として必要なものを多く学ばせていただきました。スタッフの皆様はお忙しいところ実習をさせていただきましてありがとうございました。
【..HYさん  2018年11月 】
 この度は、皆様お忙しいところに在宅医療の見学という貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。 実際に訪問診療をされているところを見学させていただき、また実践的な実習もさせていただくこともできまして、大変充実した実習となりました。スタッフの皆様も暖かく受け入れて下さり、また、丁寧なご指導をいただくことができ、非常に楽しく実習をさせていただくことができました。今回の実習を通して得た貴重な経験・知識を今後の実習に役立て、また将来の進路決定の際にも広い視野を持って臨みたいと考えます。重ねてになりますが、スタッフの皆様方並びに見学をさせていただいた患者様とご家族様方に御礼を申し上げたく思います。ありがとうございました。
【 T.Tさん  2018年10月 】
 大学の地域実習として1週間マーガレットクリニックでお世話になりました。将来地域の医療に貢献するために在宅医療をしていきたいと思っていたので、今回の実習で実際の在宅医療の場をみることができたことは、自分にとって大変良い経験となりました。 また、松尾先生の在宅医療に対する考えなどを聞かせていただき感銘を受け、将来への自分の士気を高めることができました。実際の訪問診療の場でいくつかの手技をやらせていただけたことも自分にとって貴重な経験となりました。 今回の実習を糧にして将来地域によりよい医療を提供できるよう、今後勉強に励んでいきたいと思います。 マーガレットクリニックの皆さま、1週間大変お世話になりました。ありがとうございました。
【 T.Yさん  2018年10月 】
 今回の実習では訪問診療、往診を実際に経験することにより、多職種連携の重要性や、在宅での看取りに向けての方針の決め方など多くのことを学ばせていただきました。 これからも今週学んだことを元にしてさらに頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。 丁寧に指導してくださり、本当にありがとうございました。
【 M.Tさん  2018年9月 】
 大学の地域医療実習として、4日間マーガレットクリニックにて実習をさせていただきました。 もともと地域医療に興味があったため、地元の病院見学の際、病院が行う訪問診療に同行したことがあります。しかし、今回のマーガレットクリニックは、在宅医療に特化したクリニックであり、そのような形態の医療機関があるということを初めて知り、驚きました。 実習期間中、松尾先生が急な往診などでお忙しかったこともあり、先生と多くの時間を過ごしたわけではないですが、先生とのお話から先生の在宅医療への熱い想いが伝わってきました。 松尾先生の診療では、患者さんやそのご家族を大切に考えている、ということがよく感じられました。患者さんへの声かけやご家族への説明の仕方など、学ぶことが多かったです。 ある訪問先にて患者さんが、今後病院で積極的に治療したいかどうか決めかねるという場面があり、そのとき先生が「一緒に悩みましょう」と言っておられたのが印象的でした。私はそのとき、自分が同じ立場だったらどうしようかと考えていましたが、「一緒に悩みましょう」と先生から声をかけられると気持ちがだいぶ楽になるような気がしました。 患者さんやそのご家族は、医師から提示された治療方針の選択に悩むことがあると思います。医師として患者さんに選択肢を示し、それきりにせず、その選択の決定に後悔がうまれないよう、患者さんとそのご家族を支えていくことが大切だと感じました。 今回感じたこと、学んだことをいつか地域の方にお返しできるよう、勉強に励んでいきたいと思います。クリニックの皆さま、お世話になりました。ありがとうございました。
【 I.Hさん  2018年8月 】
 私は今回、大学の地域医療実習として、マーガレットクリニックさんで4日間実習させて頂きました。  大学病院での実習とは全く違う形の実習でとても勉強になりました。 普段の大学病院での実習は、患者さんへの病気、病態へのアプローチを考え、どの様にして治療していく事が患者にとって最適かを考え合うというのが多かったですが、マーガレットクリニックさんの実習では患者さん1人1人のお家へ伺い、患者さん、ご家族等々の方々とお話しをして、患者さんの状態を24時間体制で見ているのを、一緒に訪問診療を回らせて頂いて、この様な医療も本当に必要なんだなと改めて実感しました。 また松尾先生の地元、地域に貢献したいというのがとても強く伝わってきました。とても丁寧に地域医療について教えてくださいました。クリニックのスタッフの皆様とも連携が密にとれていて、皆で患者さんがよりよく生活できるように考えれていて、とても素晴らしいと思いました。 そして、かかりつけ医として松尾先生はじめ先生方が非常に患者さんから信頼されているのを肌で感じました。 患者さん本人だけではなく患者さんのご家族にも、とても信頼されているのを見させていただき、適切なコミュニケーションによって良好な人と人との関係性が作られていると感じました。これまでは、大学病院での実習がほとんどでしたので、今回の訪問診療の様に患者さんと同じ目線になって患者さんの訴えに、近くに寄って耳を傾けていた姿勢にとても素晴らしいと感じました。 治療することで出来ることだけではなく、患者さんが何を本当は望んでいるのかを適切に汲み取って、それに対して支援することもかかりつけ医だからこそ出来る役割なのではないかと考えました。 実際に、先生方の訪問診療に一緒について行かせていただいて、想像していたよりも、もっと多くの患者さんが訪問診療を必要としているのを目の当たりにして自分が医師として働き始める時には、より高齢化社会が進み、現在よりもっと訪問診療を必要とする方々が増えると感じました。 スタッフの皆様には、大変優しく丁寧に指導して頂き本当にありがとうございました。
【 T.Fさん  2018年7月 】
 今回、大学のポリクリのプライマリケア実習ということでマーガレットクリニックにお世話になりました。 まず、1日目の午前に松尾先生の外来を見せていただきました。先生はとても優しく患者さんのお話しに熱心に耳を傾ける姿が印象的でした。患者さんもとても楽しそうに自分の好きな本を先生に見せ、「今度先生に会うときに見せたいと思っていた。」とおっしゃっていました。先生の外来に行くことを心待ちにしているようで、とてもよい関係を築いていると感じました。午後は、松尾先生の訪問診療にご一緒させていただきました。患者さん達は先生とお話ししている時にとても笑顔で、ある患者さんは、施設を移動することを考えていたようですが、施設を移動しても松尾先生に診てもらいたいとおっしゃっており、患者さんにとても頼りにされていると感じました。 2日目は、午前に藤田先生、午後に大庭先生の訪問診療にご一緒させていただきました。この時に感じたのは、このクリニックにいらっしゃるスタッフの皆さんが優しく患者さん思いであるということでした。朝のミーティングなどでも、困っている患者さんやその家族がどうやったら不安や苦痛を取り除けるのか熱心にスタッフの皆さんが話しておられました。 この実習で在宅医療の現場を目にして、同じ医療であっても大学病院で行っている医療と別物だと感じました。大学病院では性質上難しい疾患を治すことに比重が傾きやすく、また学生もそれを見て、自分の将来像を形作っていると思います。今まで想像していたものとは別の、医療者としての社会との関わり方を見ることができてとてもよかったです。この実習がこのように有意義なものになったのは、松尾先生をはじめとした優しいスタッフの皆さんのおかげです。ありがとうございました。
【 Y.Iさん  2018年7月 】
 今回の実習では、在宅医療についてじかに見て学ぶことができました。大学でも学ぶことはありましたが、驚きを覚える場面は多かったです。 一番驚いたのは、名古屋という都市部であってもいろいろな問題をかかえた方がいたということです。都市部であれば、支援や受け皿のような物が充実しているのかと思っていたのですが、まだまだ発展途上であるように感じました。そう考えると、私は今後地元で働きたいと思っているので、おそらく より整備の進んでいない地で、自らが果たすべき役割はどのようなものとなるだろうかと非常に考えさせられました。 また、次に驚いたのは、訪問する患者さんの家が坂の上にあったり、最上階にあったりしたことです。もちろん、手すりなどはついていましたが、とても移動が困難となっていると思いました。実際のところ、一人の方においては、降りたら登るのに非常に時間がかかってしまうので出られないと言っている方がいて、住環境における難しさも感じました。 2日間、ありがとうございました。
【 T.Oさん  2018年6月 】
 6月12日からの3日間、天白区平針のマーガレットクリニックにて実習させて頂いたので、その内容と感想を記します。マーガレットクリニックは天白区、名東区を中心に訪問している、在宅医療専門クリニックです。そのため、介護施設や患者さん宅への訪問が主な実習内容となります。クリニックには松尾先生のほかに非常勤の医師、看護師、事務員、ドライバーが数名ずつ出勤しており、2台の車で訪問診療を行います。 午前の実習は8時半からのカンファレンスに参加することから始まります。カンファレンスにて前日の患者さんの報告や、当日に訪問する患者さんについて注意すべき点の確認などを行った後、午前の診療に向かいます。診療には基本的には医師、看護師、ドライバーと私の4人で向かい、施設や家に到着すると、患者さんご本人かご家族に挨拶し、約30分の診察を開始します。最近の悩み事や、体調や生活上の変化が無いかを世間話を交えながら聞き、体温やSPO2、血圧、脈拍の測定をし、聴診をした後に生活指導や薬の処方を行うのが基本的な診察で、要望によっては経鼻チューブや胃瘻の交換も行います。午後には、日によってはカンファレンスがあり、その後に午前とほぼ同様の訪問診療を行います。診療が終わった後は、クリニックで翌日のカルテの確認や、プライマリケアについての書籍を読み、17時ごろ解散となるのが実習の大まかな流れです。 今回の3日間の実習は、市中病院での実習とは大きく異なるものでした。最も強く感じたのは、医療の目的が違うということです。これまで私の中でイメージしていた医療は、あくまで病気を治す事に主眼を置いたものでした。しかし、訪問診療では、病気と向き合い、付き合っていくこと、そして、幸せな最期を迎えることが大目標でした。そのために重要になるのは、精神的なケアでした。患者さんの多くは完治の難しい癌や認知症、複数の疾病を患っており、精神的にも難しい状況でした。そのような患者さんを診るため、カルテには家族関係はもちろん、診察中に気づいた細かな事や印象的なセリフなど、その患者さんの人となりを理解するのに必要な情報が多く盛り込まれており、それに基づいて患者さんが今どういう精神状態か、どう接して行くべきかについて多くの場面で話し合われていました。このような努力こそが、『こんな病気に罹ってしまってかわいそう』と患者さんにただ同情するのではなく、共感の姿勢を持って、患者さんと同じ目線に立って、支える医療を行う上で必要であると感じました。 また、患者さんとの繋がりの深さも印象的でした。病院で患者を診るのと違い、患者がどのような環境で生活しているのか実際に見られるのは、訪問診療の特長だと思います。ひとたび患者さん宅に足を踏み入れると、どのような生活環境で過ごしているのかはもとより、支えてくれるパートナーやご家族はいるのか、どのような経済状況なのかなど、その患者さんを理解する鍵となる情報が沢山目に飛び込んできます。それらの情報を踏まえて、患者さんは今何に悩んでいるのかを時間をかけて聴き取り、そしてそれを定期的に何回も繰り返すことで、患者さんとの関係はより強固になっていきます。また、それだけでなく、患者さんを支えるご家族やご友人との繋がりも深くなり、患者さんを全員で支えて行く体制が出来上がります。ここに到達するには非常に多くの時間と労力を要しますが、患者さんやご家族が病気を理解して受け入れ、幸せな最期を迎える上で、このような体制は必要であると感じました。 今回の実習は3日間という短い期間でしたが、多くのことを考えさせられました。医学の進歩により治せる病気が増えた一方で、人には避けられない寿命があるというのもまた事実です。完治が望めないとしても、その患者さんにとっての幸せな終末期とは何かを考え、最善手を模索する事が重要であると実習を通して気付きました。同時に、終末期に限らず、患者さんの精神的なケアもできる、病だけでなく人を診られる医師になりたいと強く思いました。
【 Y.Iさん  2018年3月 】
 今回の実習で、はじめて在宅診療の現場を見学する機会をいただきました。  緊張する中、先生や看護師さん、スタッフさんが暖かく迎え入れてくださり、非常に安心して実習に参加することができました。  大学の実習や座学では、外来や退院後の生活まで見ることが少なかったため、治療や数値のコントロールは治すまで、基準値までがゴールだという漠然とした意識を改めるとてもいい機会となりました。  4日間様々なお宅に同行させていただき、生き生きとしたやりとりに、実習前に抱いていた“終末期”のイメージが変わりました。  先生の「ご自身のペースで」「上手に暮らされていますね」という言葉が印象的で、患者さんを含め周りの方々のケアをするという姿に、学生の身で賦に落ちるものがありました。  4日間という短い期間でしたが、ありがとうございました。
【 T.Sさん  2018年1月 】
   高齢化が進むなかで、在宅医療はますます必要なものになると思います。私はこの研修を通じて、実際の現場ではどのような医療を行うのか、どのように患者さんと向き合っていくのかを学べたらと考えていました。  実際の往診では、病院ではみることのできない患者さんの生活がみられ、この患者さんは何を求めているのかがより分かるような気がしました。また、自力で病院に通うことが難しい方々にとって、在宅医療は非常に助けになるのだと実感しました。  また、定期の診察だけでなく、救急としての側面もあり、病院で提供できること、在宅で提供できることを正しく理解することで、より多くの人に正しく医療を行えるのではないかと感じました。  ただ治すだけでなく寄り添うことの大切さを忘れずに今後も精進していきたいです。短い期間でしたが、大変お世話になりました。ありがとうございました。
【 Y.Oさん  2018年1月 】
 この度は、在宅医療実習の機会をいただき、誠にありがとうございました。今回の実習を通じて、在宅医療への理解が深まり、また、在宅医療というものの難しさや楽しさを学ぶことができました。 これまで大学病院で主に実習をしていたため、急性期の病気ばかりをみていて、退院された患者さんの経過や生活を意識して考えたことは正直ありませんでした。在宅医療を受けられている患者さんの多くは退院後、これまでとは違う不自由さをかかえられて生活しており、患者さんをサポートしてくださる家族や生活環境は様々でした。こうした個々の複雑な問題を解決していくことの難しさ、また、それを乗り越えた後に生まれる患者さんやその家族、と医師との間の信頼関係を強く実感しました。在宅医療という医療は他の一般的な臓器科と異なり、患者やその家族といった人間関係、生活環境という要素が強く影響する特殊な科であり、現代の日本での医療でますますニーズが高まっていく科であることを身に染みて思う、充実した実習となりました。
【 Y.Gさん  2017年11月 】
先日の地域医療実習では大変お世話になりました。私は、在宅医療は初めての体験で、非常に貴重な経験をさせていただきました。病院での診察とは違って、患者さんの生活の場を直にみながら診察することができる、そして、より患者さんの立場に立ってお話を聞くことができる、ということを感じました。先生や看護師の方が、患者さんに優しく接し、そして、その家族の方にもケア(心の気配り)を忘れないというのを見て、とても心が温かくなりましたし、授業(大学の講義)で学んだ「家族を含めたチーム医療」というものを実感できたと思います。私も将来、松尾先生のように患者さんからとても感謝される医師になろうと思いました。 四日間という短い間でしたが、本当にありがとうございました。
【 T.Hさん  2017年11月 】
 一人一人患者さんの年齢や状態が違っている中で、それぞれが求める医療を施していくことの難しさと、患者さんとそのご家族の笑顔が訪問医療をする上で何よりの励みだということを訪問していくうちに感じました。また患者さんを癒すために何をしてあげられるのか常に考え、医療を提供してやっている、ではなく提供させていただく、という姿勢が患者さんとの信頼関係を築くのに重要だということを診療の仕方から感じました。ありがとうございました。
【 S.Iさん  2017年7月 】
 名古屋市天白区にあるマーガレットクリニックで実習させて頂きました、在宅医療を実際に見たり、経験したことが今までなく、授業で聞いただけの知識でしたので最初はどのようなものなのかなんとなくのイメージしかできませんでした。しかし、4日間毎日、在宅での医療に同行させて頂けて印象が変わりました。松尾先生はとても優しく、患者さん1人1人に丁寧な診察をなさっていて患者さんからとても信頼されているのがよく分かりました。大学病院では急性期の患者さんが多く、治す医療という印象があり、人数も多いので1人1人に対しての診察も短時間なので僕は正直あまり患者さんのバックグラウンドまで把握できていなかったと思います。  それに対して、在宅医療では患者さんの距離がとても近く、密に関わっているように感じました。患者さんも慢性期の方がほとんどで、治す医療というよりも支える医療という印象を受けました。医師の他にも、訪問看護師やケアマネージャー、デイケアの方、薬剤師の先生もお見えになり、その連携もとても重要なのだということも学ばせて頂きました。 今回の実習を通じて、今までより在宅医療、地域医療にとても興味が出ました。医療の幅を感じることができて勉強になりました。今後の人生に今回の経験は活かしていけたら良いなと思いました。ありがとうございました。